謎のアニメ感想家、トーノZEROです。
今日のRODの感想。
倦怠感溢れる4人。この雰囲気は良いですね。これが有事にサッとスピーディーなアクションに切り替わっていくコントラストが見事。
3つしかメニューを作れないアニタ。不満があっても、しっかり作らせるところが何とも。
包丁で手を切るアニタ。ちょっと不器用なのか、心が乱れたのか。
アニタは中学に通うと決めるねねね先生。真っ昼間からうろうろしていると、香港マカオに売り飛ばされる、という理由説明が面白いですね。それに、売られる先が香港なら帰りの交通費が浮きますわ、と受ける方も呑気ですね。
偽造される書類。
枕に頭を突っ込んで良く分からないことを言う長女。この変な感じが最高に良いですね。
変な中学の先生。これが面白いノリを出していて良い演出ですね。
新しいお友達のひさちゃん。アニタと性格が対照的ですね。
「先生のお守り、お願いね」とマギーちゃんに言い残して出て行く長女。お守りですか。そんな風に思っているわけですね。
マギーちゃんに「遊びに行きたいだけなんじゃ……」と言われてふっと動きが止まる長女。本音は遊びに行きたい訳なんですね。
アニタちゃんのクラス。なんか燃えている女子達。アニタを意識する男の子。ライバルとなる女の子は、ねねね先生のライバル作家の妹。
塀を越える長女。遅刻かね、と言われてしまいますが、生徒のふりをして通してしまいますね。正面だけが人生ではない。ロックンロール、という学校の人。これも変な人ですね。
体育でのアニタちゃんの活躍。
絆創膏を貼って出てくる自称ライバル。体育でボールをぶつけられた部分ですね。
給食中の女の子の会話の良さ。何とも言えない良い雰囲気ですね。
先輩が呼んでいるよ、で牛乳を吹き出すアニタ。
姉と会話するアニタを、そっと階段の影から見ている友達達。
部活を決めねばならないとき、ひさちゃんと同じでいい、と言い切ってしまうアニタちゃん。だが、それは嫌いな本に囲まれる図書クラブだったという楽しいオチ。
図書室にやって来る謎のリチャードさん。
謎めいた行動から、銃で撃たれる展開へ。それも、いきなり心臓を撃ったりせず、足を撃って行動の自由を奪ったり。銃声もサイレンサー付きで静か?
それに巻き込まれるアニタちゃん。
本棚の間から本棚の上へと展開される紙アクション。
面白い構図、面白いポーズ。
立体的に見える空間。
緊張感。
素晴らしいですね。スムーズに、アクションが流れていきます。
そして、刺客は子供。驚くアニタ。刺客の反撃。そこに助けに入る長女。
最後に、夕日の川を見ながらの会話が良いですね。
いきなり飛び出して不在になる作家先生の激しい行動ぶりも熱いですね。
有給休暇と休暇の間の駆け引きも面白いですね。
そして、鳩が持ってくる仕事。
今回の一言 §
第1話もそうですが、紙がぶわ~っと舞う映像、紙が1枚1枚描かれているところが凄いですね。細かい無数の紙が舞うだけでなく、その動きが演出意図によって自在にコントロールされているところが更に凄いですね。手で描いているのか、あるいはコンピュータか何かで工夫して描いているのか分かりませんが、いずれにせよ手間が掛かっていると思います。この映像は、新鮮に感じられます。